研究業績

慶應義塾大学医学部 漢方医学センター 業績 2003年


◇著書
1)寺師睦宗:大丈夫!不妊は漢方で治る,主婦の友社,2003
2)渡辺賢治:アレルギー疾患の治療は早期に
漢方診療二頁の秘訣,寺澤捷年、花輪壽彦編
金原出版, 2003
3)福澤素子,他(共著):漢方診療二頁の秘訣, 
女性の不定愁訴,血の道症に対する漢方 -加味逍遥散,柴胡桂枝乾姜湯,帰脾湯の使い方—,寺澤捷年,花輪壽彦編集,金原出版,144〜145,2004

◇原著
1)Schaefer S, Kajimura M, Tsuyama S, Uchida K, Sato E, Inoue M, Suematsu M, Watanabe K: Aberrant utilization of nitric oxide and regulation of soluble guanylate cyclase in rat diabetic retinopathy. Antioxid Redox Signal, 5(4), 457〜465, 2003
2)Santa K, Watanabe K, Nakada T, Habu S and Aikawa T: Enhanced expression of B7.2(CD86) by percutaneous sensitization with house dust mite antigen. Immunology Letter, 85(1), 5〜12, 2003
3)Irie Y and Keung WM: Anti-amyloid β activity of metallothionein-㈽is different from its neuronal growth inhibitory activity: structure- activitiy studies, Brain Res, 960, 228〜34, 2003
4)Mizushima Y, Kan S, Yoshida S, Irie Y, Urata Y: Effect of Choto-san, a kampo medicine, on im- pairment of passive avoidance performance in senescence accelerated mouse(SAM), Phytother Res, 17, 542〜545, 2003
5)Mizushima Y, Shimoda H, Oobayashi H, Yoshida S, Irie Y, Urata T: Pulse wave velocity in persons with vascular dementia, J Am Geriatr Soc, 51, 1329〜1330, 2003
6)Irie Y and Keung WM: Rhizoma Acori Graminei and its active principles protect PC-12 cells from the toxic effect of amyloid-β peptide, Brain Res, 962, 282〜289, 2003
7)Tanji K, Irie Y, Uchida Y, Mori F, Satou K, Mizushima Y, Wakabayashi K: Expression of metallothionein-㈽ induced by hypoxia attenuates hypoxia-induced cell death in vitro, Brain Res, 976, 125〜129,2003
8)大嶽信弘,渡辺賢治:小柴胡湯のマウスリンパ球刺激作用—漢方薬の薬物添加リンパ球刺激試験に関連してー,肝臓,44,194〜203, 2003
9)秋葉哲生,鈴木重紀,渡辺賢治,入江祥史, 渡辺賀子:歴代漢方医家における一回処方の 薬剤数について,和漢医薬雑誌,20,267〜271,2003
10) 村松博,矢野一馬,新井賢,池谷修,山吉康子,早川智久,森田邦彦,渡辺賢治,谷川原祐介:抗生物質併用投与による漢方薬配糖体成分の体内動態変動とその対策,臨床薬理,34(2)号,259〜260,2003
11) 武井泉,島田朗,渡辺賢治,大前和幸,平形明人,樋田哲夫,小口芳久,松岡健平:糖尿病合併症進展に及ぼす漢方薬(牛車腎気丸)の影響,日本糖尿病眼学会誌,7,176,2003
12) 入江祥史,鈴木克彦,浦田幸朋,水野宏,水島豊:香蘇散の好酸球機能抑制効果,漢方研究,132〜134,2003

◇総説
1)入江祥史,渡辺賢治:関節リウマチの漢方治療,内科専門医会誌,15(4),601〜606,2003
2)入江祥史,渡辺賢治:老年性痴呆の漢方治療,内科専門医会誌,15(3),450〜455,2003
3)入江祥史,渡辺賢治:気管支喘息の漢方治療,内科専門医会誌,15(2),273〜279,2003
4)入江祥史,渡辺賢治:腸閉塞の漢方治療,内科専門医会誌,15(1),91〜95,2003
5)渡辺賢治,渡辺洋井:大塚敬節による『類聚方廣義』解釈(30),漢方の臨床,50(1),155〜163,2003
6)渡辺賢治,渡辺洋井:大塚敬節による『類聚方廣義』解釈(31),漢方の臨床50(2),273〜280,2003
7)渡辺賢治,渡辺洋井:大塚敬節による『類聚方廣義』解釈(32),漢方の臨床50(3),413〜422,2003
8)渡辺賢治,渡辺洋井:大塚敬節による『類聚方廣義』解釈(33),漢方の臨床50(5),695〜710,2003
9)渡辺賢治,渡辺洋井:大塚敬節による『類聚方廣義』解釈(34),漢方の臨床50(6),813〜823,2003
10)渡辺賢治,渡辺洋井:大塚敬節による『類聚方廣義』解釈(35),漢方の臨床50(7),1007〜1018,2003
11)渡辺賢治,渡辺洋井:大塚敬節による『類聚方廣義』解釈(36),漢方の臨床50(8),1147〜1157,2003
12)渡辺賢治,渡辺洋井:大塚敬節による『類聚方廣義』解釈(37),漢方の臨床50(9),1253〜1260,2003
13)渡辺賢治,渡辺洋井:大塚敬節による『類聚方廣義』解釈(38),漢方の臨床50(10),1413〜1422,2003
14)渡辺賢治:漢方薬は速攻性がなく1ヵ月以上の投薬が必要と決めつけてはいけない!漢方治療の効果の見極めはどの程度の期間が必要か?,治療,85巻増刊,676〜679,2003
15)秋葉哲生,田代眞一,渡辺賢治:漢方の過去、現在、未来,現代のエスプリ439「21世紀の漢方医学」,5〜42,2003
16)渡辺賢治:わが国における漢方医学教育の現状,現代のエスプリ,439「21世紀の漢方医学」,51〜63、2003
17)渡辺賢治:FACP授与式および2003年ACP Annual Session報告,内科専門医会誌,15(2),227〜229,2003
18)渡辺賢治:漢方でみんな元気に,交詢雑誌,464,1〜12,2003
19)渡辺賢治,菊谷豊彦:煎薬とエキス剤の用い方をめぐって,薬事日報,9789,4〜7,2003.7
20)渡辺賢治:漢方で日本経済の活性化を,薬事日報,9817,4〜5,2003.10
21)秋葉哲生:洋漢の医学を体現した人々・後藤艮山とガレヌスの豚,漢方の臨床,50(3),273〜278,2003
22)秋葉哲生:漢方医学におけるEBM(Evidence-besed medicine)の現状,慶應医学,80(4),125〜129,2003
23)Tetsuo Akiba:Clinical studies of Kampo medicine in Japan,2000〜2002,J.Tred.Med(和漢医薬学雑誌),2004
24)入江祥史:現代医療に中医学を取り入れる,中医臨床,24,80〜85,2003
25)入江祥史:漢方とEBM,治療,85,11〜16,2003
26)吉田聡,浦田幸朋,入江祥史:呼吸器疾患,治療,85,44〜50,2003
27)浦田幸朋,水野宏,入江祥史:リウマチ/膠原病/関節疾患,治療,85,63〜69,2003
28)入江祥史,浦田幸朋,吉田聡:最近、生薬ベースの製剤による健康被害が相次いで報告されていますが、医療用漢方製剤では大丈夫なのか教えて下さい,治療,85,166〜168,2003
29)入江祥史,水野宏,浦田幸朋:骨・関節疾患によく用いられる漢方薬について教えてください,治療,85,512〜514,2003
30)浦田幸朋,入江祥史:関節リウマチ患者の死因 心血管疾患の増加とその予防,治療,85,588〜590,2003
31)入江祥史:中医学の診療方法 その1:総論および望診・聞診・問診,中医臨床,24,80〜84,2003
32)入江祥史:SELDI-TOF-MS,分子呼吸器病学,7,101〜103,2003
33)入江祥史,浦田幸朋:NUDの漢方治療,Medical Practice,20,876,2003
34)吉田聡,入江祥史,水野宏:肺炎の治療では,リンコマイシン系・アミノグリコシド系・ホスホマイシン系抗菌薬を頻用してはいけない!,治療,85,767〜769,2003
35)入江祥史,浦田幸朋:甲状腺機能亢進症だからといってただちに抗甲状腺薬を投与してはいけない!,治療,85,1034〜1037,2003
36)入江祥史,水野宏,浦田幸朋,吉田聡:高齢者の甲状腺機能異常を見逃してはいけない!,治療,85,835〜837,2003
37)入江祥史:漢方薬の副作用を見逃してはいけない!,治療,85,767〜769,2003
38)入江祥史:治頭瘡一方により寛解に至ったアトピー性皮膚炎の姉妹例,漢方医学,27,74,2003
39)入江祥史,浦田幸朋:リハビリテーションにおける鍼灸、温泉の効果について教えて下さい,治療,85,1777〜1780,2003
40)入江祥史:びまん性肺疾患患者に対する漢方薬の適応と禁忌,治療,85,1967〜1970、2003
41)入江祥史:漢方薬による間質性肺炎について教えて下さい,治療,85,1997〜1998,2003
42)入江祥史:中医学の診察方法 その2:舌診について,中医臨床,24,352〜356,2003
43)入江祥史:中医学の診察法 その3:脈診について,中医臨床,24,512〜516,2003
44)入江祥史:内科系疾患の漢方治療,現代のエスプリ,439,109〜120,2004
45)G.プロトニコフ(入江祥史:訳):漢方の国際化(訳),現代のエスプリ,439,195〜204,2004
46)入江祥史:漢方の抱える問題点とその解決策,現代のエスプリ,439,205〜215,2004
47)入江祥史:アンチエイジング 東洋医学の可能性,現在のエスプリ,430,208〜216,2003
48)渡辺賀子:冷え症、生理痛の漢方治療,現代のエスプリ,439,131〜139,2004.2
49)櫻岡浩一:開業医の立場,病院勤務医の立場,慶應医学,80,158〜159,2003

◇学会報告
1)渡辺賢治:これからの漢方研究への期待,日本東洋医学会 専門医制度委員会 東海支部会,名古屋,2003.2(前年度未掲載)
2)寺師睦宗:不妊症の漢方治療,日本東洋医学会千葉県部会,千葉,2003.2(前年度未掲載)
3)浦田幸朋,入江祥史,水野宏,水島豊:関節リウマチに用いられる薬剤の好中球遊走能に及ぼす影響,弘前医学,54,159,2003.2(前年度未掲載) 5)Watanabe K, and Plotnikoff G.A.:Effects of the Japanese herbal medicine Keishi-buku ryo-gan and 17 β-estradiol on calcitonin gene- related peptide-induced elevation of skin temperature in ovariectomized rats. Annual Session of ACP, San Diego,2003.4
6)渡辺賢治,大嶽信弘:漢方薬の薬物添加リンパ球刺激試験の問題点(会議録),日本東洋医学雑誌(0287-4857),54巻別冊,S190,2003.4
7)横田厚彦,等々力徹,石橋みどり,渡辺賢治,武井泉,渡邊清明:肝臓内ニコチンアミドレドックスを評価するための血中低分子チオールレドックス測定の妥当性,第46回日本糖尿病学会,富山,2003.5
8)渡辺賢治,武井泉,島田朗,小山一憲,池本久美子,細川和広,渥美義仁,許瑞美,片岡邦三,松岡健平:高齢者糖尿病の漢方薬(牛車腎気丸)による合併症予防の研究,第46回日本糖尿病学会,富山,2003.5
9)寺師睦宗:亀井南瞑—その人なりと業績—,第54回日本東洋医学会学術総会,福岡,2003.5
10) 寺師睦宗:証を考える 不妊症の種々なる証,第54回日本東洋医学会学術総会,福岡,2003.5
11)寺師睦宗:長期(10年以上)不妊症の治験例,第54回東洋医学会学術総会,福岡,2003.5
12)福澤素子,山田和男:アトピー性皮膚炎患者の漢方治療によるQOLおよび精神状態の変化に関する研究,第54回日本東洋医学会学術総会,福岡,2003.5
13)渡辺賢治:漢方医学の現状と将来,第3回南飛弾CAM国際シンポジウム,岐阜,2003.6
14)秋葉哲生:Current status of an Evidence- based KAMPO medicine in JAPAN,韓医学会,ソウル,2003.7
15)渡辺賢治,入江祥史,渡辺賀子,秋葉哲生,村松博,森田邦彦,谷川原祐介:漢方薬配糖体成分の吸収に及ぼす抗生物質併用投与の影響,和漢医薬学会,熊本,2003.8
16)安食菜穂子,星野利津子,大西保行,日置恭司,末松誠,渡辺賢治:網羅的遺伝子発現解析を用いた漢方薬研究の新手法および腸内細菌の影響-1.メタロチオネイン発現に対するTJ-48の影響,和漢医薬学会,熊本,2003.8
17)安食菜穂子,加藤美帆,星野利津子,大西保行,日置恭司,末松誠,入江祥史,渡辺賢治:網羅的遺伝子発現解析を用いた漢方薬研究の新手法および腸内細菌の影響-2.Heat Shock Protein発現に対するTJ-48の影響,和漢医薬学会,熊本,2003.8
18)糸数七重,安食菜穂子,星野利津子,金子篤,三浦尚子,大西保行,日置恭司,末松誠,渡辺賢治:網羅的遺伝子発現解析を用いた漢方薬研究の新手法および腸内細菌の影響-3.免疫機構に対するTJ-48の影響,和漢医薬学会,熊本,2003.8
19)入江祥史,糸数七重,渡辺賢治,Keung W.M.:石菖蒲およびその成分によるアルツハイマー病治療に関する基礎検討,和漢医薬学会,熊本,2003.8
20)秋葉哲生:漢方治療のEBMについて,日本東洋医学会福島県部会,福島,2003.8
21)御園生与志,福澤素子,伊藤公紀,大倉多美子:皮膚インピーダンス法による東洋および西洋的診断評価の相関,第20回日本和漢医薬学会大会,熊本,2003.8
22)寺師睦宗:人工授精5回、対外受精9回の不妊症,第13回漢方治療研究会,東京,2003.9
23)Kenji Watanabe:Bridge between the Western Medicine and the Kampo medi- cine in Japan, Symposium “Chinese medi- cine clinical research:methodology” The first World Congress of Chinese Medicine,Melbourne,2003.11
24)渡辺賢治:糖尿病の漢方治療,第3回日本臨床中医薬学会学術大会,静岡,2003.11
25)秋葉哲生:日本における和漢薬方の臨床応用とその研究,国際東洋医学会Plenary Lecture,台湾,2003.11
26)秋葉哲生:東洋医学会におけるEBM委員会の活動,全日本鍼灸学会千葉地方会,千葉,2003.11
27)勝川史憲,東宏一郎,佐々木誠一,成田和穂,木下訓光,石田浩之,福澤素子,大西祥平,山崎元:糖負荷試験時の血中遊離脂肪酸と体組成,肝脂肪蓄積,耐糖能の関連,第24回日本肥満学会,千葉,2003.11
28)内山麻理子,山下尚子,櫻岡浩一,繁益弘志,原田敬之:転移性皮膚癌の2例,第786回日本皮膚科学会東京地方会,東京,2003.11
29)福澤素子:女性の漢方治療,平成15年度日本東洋医学会東海地区専門医制度委員会学術講演会,名古屋,2004.2
30)秋葉哲生:東西医学の融合—臨床から,日本東洋医学会東京都部会,東京,2004.3

◇講演
1)寺師睦宗:臨床八十方 金匱要略,沖縄漢方医学古典研究講座,沖縄,2002.11(前年度未掲載)
2)寺師睦宗:臨床 金匱要略,JPS漢方特別講座,東京,2002.11(前年度未掲載)
3)寺師睦宗:漢方の診察法,えひめ若手漢方勉強会,松山,2002.11(前年度未掲載)
4)寺師睦宗:平成傷寒論,九州漢方臨床研究会,福岡,2002.12(前年度未掲載)
5)寺師睦宗:臨床八十方 金匱要略,鹿児島漢方学術講演会,鹿児島,2002.12(前年度未掲載)
6)寺師睦宗:不妊症,日本漢方協会,東京,2003.3(前年度未掲載)
7)寺師睦宗:平成傷寒論,九州漢方臨床研究会,福岡,2003.4
8)寺師睦宗:不妊症,みちのく漢方研究会,盛岡,2003.6
9)秋葉哲生:医療用漢方製剤と保険診療,(財)日本薬剤師研修センター,2003.6
10)荒浪暁彦:皮膚科領域における漢方治療,?ツムラ,名古屋,2003.6
11)寺師睦宗:漢方医学,名古屋漢方実践講座,名古屋,2003.7
12)寺師睦宗:平成傷寒論,九州漢方臨床研究会,福岡,2003.7
13)寺師睦宗:類聚方広義,鹿児島漢方学術講演会,鹿児島,2003.8
14)秋葉哲生:古方派漢方,日本漢方協会第17回漢方特別講演,東京,2003.8
15) 秋葉哲生:漢方治療と医療経済,日本東洋医学会卒前教育セミナー,昭和大学,2003.8
16) 秋葉哲生:漢方薬が有効である根拠は?,日本東洋医学会新潟県部会公開講座,新潟2003.9
17)荒浪暁彦:アトピー性皮膚炎の漢方治療,浜松医科大学,浜松,2003.10
18)寺師睦宗:類聚方広義,武雄漢方講座,武雄,2003.10
19)寺師睦宗:不妊症,えひめ漢方講演会,松山,2003.10
20)荒浪暁彦:アトピー性皮膚炎の漢方治療の実際,?小太郎,名古屋,2003.11
21)秋葉哲生:女性と漢方,NHK東洋医学シンポジウム,東京,2004.1
22)寺師睦宗:臨床 金匱要略,JPS漢方特別講座,東京,2004.2
23)秋葉哲生:21世紀における漢方医学の役割,千葉大学薬学部,2004.2
24)秋葉哲生:21世紀の日本に漢方が存在する意義,第84回東洋医学フォーラム,日本記者クラブ,2004.3

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